北沢峠から仙丈ガ岳(3,032m)へ(2/2)【2015年(H27)8月】

初日】
《所要時間》6h−05m
《休憩時間》1h−10m(道草含む)
《歩行時間》4h−55m
歩行行程》0555長衛小屋→0605北沢峠(こもれび山荘前)→0620大平山荘0625→0650鋸岳展望台0700→(休憩10分×2回)→0935大滝の頭・馬の背ヒュッテ分岐→0950馬の背ヒュッテ1015→1035丹渓新道分岐→(休憩10分)→1200仙丈小屋
【二日目】
※日の出観測:0420仙丈小屋→0430小仙丈尾根の稜線0450→0500仙丈小屋

《所要時間》5h−35m
《休憩時間》1h−15m(道草含む)
《歩行時間》4h−20m
歩行行程》0610仙丈小屋→0620松峰分岐→0635仙丈ガ岳0700→0735仙丈小屋への分岐(日の出観測の所)→0820小仙丈ガ岳0900→1000大滝の頭1015→1035四合目→1115二合目(こもれび山荘・長衛小屋の分岐)→1145北沢峠(南アルプス市営バス乗車場所)※正午前の臨時バス便で広河原へ〜芦安へ
《コメント》
 北沢峠から「南アルプスの女王」と呼ばれる仙丈ガ岳を目指す。プランは藪沢新道から馬の背ヒュッテを経て登頂後、小仙丈尾根を下って北沢峠に戻る一泊二日のゆったり周回コース。
 初日の藪沢新道〜馬の背ヒュッテ〜仙丈小屋の歩きは暑さと体力不足のせいかヘロヘロ登山となる。
 翌日は朝食前に小千丈尾根の稜線まで上がり御来光を拝み、そして仙丈ガ岳へ向かう。前日の疲労が残っており山頂までの登りはしんどかったが、雷鳥の出迎えには癒された。仙丈ガ岳頂上〜小仙丈ガ岳の稜線では、今までの苦労の甲斐あって快適な空中散歩と雲上パノラマをしっかり堪能することができた。また訪れてみたい。
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000分の1(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使、第336号)

仙丈ガ岳の山旅二日目(ご来光)

仙丈小屋前からの夜明け前(左奥:八ヶ岳、左手前:鋸岳、右:甲斐駒ガ岳)

ご来光を拝みに小仙丈尾根まで登山道を上がって行くと、お月様が西方稜線上で出迎えてくれた。

小仙丈尾根から眺望する富士と北岳の夜明け前ワンツーショット。

富士山へズームアップ

もう少しズームアウト

ズームアウトすると(左から)鳳凰三山、富士山、北岳のスリーショットが。

鳳凰三山へズームアップ

甲斐駒ガ岳の北東側(瑞牆山?金峰山?あたりか)が一段と茜色に輝く。

                      小仙丈尾根からのパノラマ
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000分の1(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第336号)
加賀白山が御嶽山の右手に写っているのが分かりますか?
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000分の1(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使、第336号)

朝食時間も迫ってきたので富士を見納めて仙丈小屋に戻る。仙丈岳からの下山時に再び眺望を堪能できるだろう。

小仙丈尾根に上がる際に出迎えてくれたお月様が待っていてくれました。

仙丈小屋を見下ろしながら降りる。

朝食前(0505頃)の仙丈小屋から見渡す八ヶ岳(奥)と鋸岳&甲斐駒ガ岳。

仙丈ガ岳の山旅二日目(仙丈ガ岳〜<小仙丈尾根>〜小仙丈ガ岳〜大滝の頭〜北沢峠)

                    仙丈小屋出発前に見渡す北側の展望。

0610仙丈小屋を出発して10分ほど登ったところから俯瞰する。

仙丈ガ岳の上空は真っ青だ、朝から暑い。

松峰分岐で小休止(0620〜0625)。

松峰分岐から歩き出して2〜3分すると、居ました居ましたら雷鳥さん。

ハイマツの中にいる子供を見守っているようです。

0645仙丈ヶ岳に着き15分間留まる。

富士山と北岳のツーショット

鳳凰三山・富士山・北岳のスリーショット。左手前の二つのピーク山肌には小仙丈ガ岳へと通じる尾根道がある。

山頂から俯瞰する仙丈小屋と(手前の)鋸岳&甲斐駒、そして(奥の)八ヶ岳。

山頂から見渡す南側の展望(山名は下の画像を参照)

この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000分の1(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平15総使、第336号)

明仙丈ガ岳を振り返る。

藪沢カール上の稜線から眺望する日本のワンツーショット。

藪沢カール上の稜線から眺望する小仙丈尾根と甲斐駒&摩利支天、そしてその奥には八ヶ岳。

こちらも藪沢カール上の稜線から望む富士

鳳凰三山・富士山・北岳のパノラマ

0735仙丈小屋への分岐に到達(ここは御来光を見にきた所で仙丈小屋までは10分弱である)。

ここでもワンツーショット

小仙丈尾根から振り返って見上げる仙丈ガ岳(中央ピークの左隣り)と小仙丈沢カール。

小仙丈ガ岳(手前奥)、その奥には左から甲斐駒、栗沢山、アサヨ峰と聳える。

小仙丈ガ岳へ進む。

0820小仙丈ガ岳に到着。
ここでは0900までユックリと寛ぎ四囲の眺望に耽る。

鋸岳の奥には八が岳がクッキリと。

双児山、摩利支天、甲斐駒の山容を眼前に臨む。

小仙丈尾根と小仙丈沢カール

北岳へズームアップ

甲斐駒へズームアップ

有小仙丈ガ岳から少し下った地点から下山方向を見下ろす。宿泊した長衛小屋の幕営地も微かに分かる。

小仙丈ガ岳から25分程下った所から振り返って見上げる。

1000大滝の頭(5合目)が見えてきた。

06右奥へ進むと馬の背ヒュッテへトラバースできる。小仙丈ガ岳への登りを避けるのも選択肢の一つだ。

1115こもれび荘の建つ北沢峠(直進)と長衛小屋近道(右下)との2合目分岐地点着。ここは右手に降りて、1145南アルプス市営バス乗り場にゴールした。

そして、正午前の南アルプス市営バス(臨時便)で広河原へ、
広河原からは乗り合いタクシーに乗り継ぎ芦安駐車場へ向かった。

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