王滝口から御嶽山(剣ヶ峰3,063m&飛騨頂上・継子岳2,858m)【2010年9月】2/2
<初日![]() ![]() ![]() 【所要時間】5h−50m 【休憩・休息時間】0h−55m 【歩行時間】4h−55m 【歩行行程】0840田の原駐車場→0930金剛童子→0945八合目石室0955→1015富士見台→1100九合目石室→1130王滝頂上→1205剣ヶ峰山荘&山頂(昼食)1250→1315二の池→1350サイノ河原避難小屋→1415三の池・五の池小屋分岐→1430飛騨頂上・五の池小屋 ![]() <二日目 <三日目 |
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000分の1(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第336号)) |
<二日目の模様>
未明あたりから雨風とも強くなり、朝食時には霧の悪条件も加わる。
ボードに記された天気予報は「雨のち曇り、降水確率は午前40%午後から20%」。
この日の歩行は、摩利支天乗越〜二の池〜剣ヶ峰を経由し「田の原登山口」まで戻る予定にしていたが、午前の出立は取り止めて天候の様子見とする。そして、午後の早い時刻に回復すれば戻れる所まで歩くつもりでいたが、霧も晴れ青空が覗き始めたのは15時過ぎとなったことから「五の池小屋」連泊することになる。
午前中は、窓ガラス越しに霧の動き眺めたり、寝そべって読書したりして費やす。
夕刻近くには霧の晴れ間を縫ってヘリが何度も飛来し、小屋増築用資器財や糧食などの荷揚げ、不要物の荷下ろしを行う。時には小屋近くまでアプローチするも、霧に覆われ視界不良となり引き返す場面もあり第三者をも心配させた。
|
|||
1530頃、霧が晴れると小屋前面の摩利支天乗越へ通じる尾根が見える。 |
荷揚げのため摩利支天山の方向から回り込んで飛来するヘリ |
帰りの飛行ルートは山間沿いに濁河温泉方面に下降していく。 |
容赦なくヘリに忍び寄る霧(ガス)。 |
||
山小屋増築用の資器材を荷揚げしてきたヘリ。 |
1840ころ、摩利支天山の上空に浮かぶ半月 |
小屋前からの夕焼け。 |
<三日目の模様>
|
昨日の夕焼けすると好天気が期待されたが、「五の池小屋」出発時(0645)は霧&靄に包まれ風もあり、雨具とザックカバーの防備で「摩利支天乗越」への尾根を登る。0705「摩利支天乗越」を越え約15分下ると迂回路分岐に差しかかる。そしてサイノ河原避難小屋(画像中央)がボンヤリと見えてくる。 |
サイノ河原避難小屋を通過してサイノ河原の鞍部を歩いていると(0725頃)、忽ち霧が失せて上空は真っ青に・・・、そして目の前には二の池新館と剣ヶ峰ピークがハッキリと現れる。 |
振り返ると、歩いてきた「摩利支天乗越」や「サイノ河原避難小屋」も見えてくる。 |
「二の池新館」付近から北東方向の山容を眺める。中央奥が浅間山だろう。 |
剣ヶ峰ピークと二の池新館 |
東側を見渡す。中央奥の山並み、横岳〜八ヶ岳〜編笠山だろう。 |
|
|
北方向の継子岳の奥には、乗鞍岳、槍ヶ岳、穂高連山も。 |
南東方向の山容。右奥が甲斐駒ヶ岳だろう。 |
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000分の1(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第336号)) |
|
「二の池新館」付近から遠望する乗鞍岳の方向 |
二の池を南側から臨む。池の畔には残雪。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000分の1(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第336号)) |
|
|
外輪尾根から剣ヶ峰を見上げる。 |
外輪尾根から王滝頂上を剣ヶ峰を見上げる。 |
0825剣ヶ峰に着く。剣ヶ峰山荘前から俯瞰する「三笠山」と「田の原天然公園」 |
八丁ダルミに立つ「まごころの塔」 |
|
|
八丁ダルミから仰ぐ剣ヶ峰 |
八丁ダルミ付近の斜面からはヘリコプターのような音を立てて硫黄臭の煙が噴き出している。 |
|
|||
王達頂上付近から見渡す南アルプス北側の展望。 |
王滝頂上付近から遠望する富士山?と塩見岳?。 |
||
九合目付近で王滝頂上を振り返る。真っ青な空が気持ちいい。 |
八合目付近で見送りに現れたイワヒバリ。 |
金剛童子から見上げる王滝頂上 |
金剛童子付近から見下ろす田の原駐車場周辺。奥のエリアではマイカーがポツンと持ち主の帰りを待っている。 |
金剛童子からの下り道で振り返る。 |
金剛童子から大江権現へと下る。 |
七合目付近で展望する木曽駒ヶ岳などの山々 |
上の画像の左奥をズームアップは甲斐駒だろう。 |
晴れわたっていると王滝頂上は広い遊歩道からも望む。 |
田の原天然公園遊歩道から見上げる王滝頂上と剣ヶ峰山頂。 |
|
|
||
王滝頂上と剣ヶ峰(遊歩道から) |
王滝頂上と剣ヶ峰(駐車場から) |
「剣ヶ峰」と「黒沢口登山道」の九合目付近 |
王滝頂上と剣ヶ峰、右端の奥は黒沢口登山道の九合目付近 |
今夏の山小屋泊まり登山は、これにて終幕。来夏まで日帰りの山歩きを楽しむことにしよう。